初心者や不動産投資経験者の方にもおすすめのマンション経営投資!おすすめの不動産投資会社を紹介しています!

購入予定の物件を現地で確認するときに必ずチェックしたいこと

公開日:2022/03/15  最終更新日:2022/02/25


内装や設備がよい物件だとしても、実際に駅から歩いてみると夜道が暗かったり、治安が悪かったりする可能性があります。今回は購入予定の物件を確認する方法についてお伝えします。生活のしやすさや、共有スペース、外観などに分けて確認するポイントを解説するためぜひ参考にしてください。

生活のしやすさを考えよう

最寄り駅から歩いてみる

最寄り駅から〇〇分と書かれていてもチラシ通りであるとは限りません。なぜなら最寄り駅からの所要時間は1分間に80m歩くとして算出した数値をすべての道に適応しているため、信号や踏切の待ち時間、坂道や歩道橋などは考慮されていないからです。

ちなみに、この80mはハイヒールを履いた女性が歩いた平均値です。たとえば距離が900mだとすると「900÷80=11.25」となり、1分未満の端数は切り上げになるため所要時間は12分となります。チラシなどの数値は実際の数値とは違うことが多いので、最寄り駅から自分の足で歩くことで、「坂道がある」「待ち時間が長い信号があるな」など気づくことができるでしょう。

商業施設はどうか

商業施設の有無も歩くついでに見ておくとよいでしょう。たとえばコンビニは近くにあるか、スーパーの品はどうか、病院はあるかなどですね。コンビニやスーパーなどが駅と家の間にあれば帰り際に買い出しを行えるため利便性が高かったり、近くに病院があったりすれば子どもが急に熱を出した場合でも安心です。

鳥類はどの程度いるか

あまり確認されないのが、鳥類がいるかどうかです。敷地内やベランダに巣を作っていた場合には、入居者が駆除をしなければならず余分な費用がかかってしまう場合があります。また、カラスがいる地域ではゴミ捨て場が荒らされたり糞の被害にあったりします。鳥類が多い地域はこのような被害が想定されるため、リサーチしておくとよいでしょう。

夜間の街灯の有無・治安について

昼間に歩くだけでは、街灯や危険な道などはわかりません。時間があるのであれば昼間だけでなく夜間にも一度歩いてみましょう。その際には街灯はあるか、近道は暗くないか、不良などがいる場所はないかなどをチェックします。治安が悪い地域は長く住みにくいため、積極的にリサーチを行いましょう。

エントランスなどの共有スペースをチェック

エントランスホール

エントランスホールは確認しておきたい場所の一つ。エントランスホールはマンションの顔であるため、清掃が行き届いていないマンションは他の部分も清掃していないことが予想されます。またポストのチラシ用のゴミ箱があるか、チラシが散乱していないかなども注意したいポイントです。

ゴミ置き場

ゴミ置き場も清掃が行き届いているか確認しましょう。確認するポイントはゴミの分別や清掃業者の有無、ゴミ捨て場周りの清掃状態などです

不法投棄の有無

粗大ゴミなどの不法投棄が多い場合は、清掃が行き届いていないことのほかに、近隣住民にマナーを守れない方がいる可能性があります。マナーが守れない方と同じマンションに住んでいると、近隣トラブルに発展する危険があるため注意が必要です。

物件の外観(劣化状況)を確認

外壁のひび割れ

建物を長く利用するためには、数年に一度、修繕工事を行います。マンションなどの集合住宅の場合には、マンションのオーナーが費用を負担し工事を行うでしょう。しかし、外観の壁にヒビが入っているのに放置していたり、汚れが目立つような場合には手入れを怠ったりするようなオーナーの可能性があります。建物の外壁に問題がある場合には要注意です。

外観以外にも外周もチェック

建物の外観以外に、建物の外周もチェックしましょう。建物の外周にはまず日当たり、風通しがあります。日当たりの良し悪しは、周りに高い建物がないか、南向きの窓から日が差しているかなどを確認します。風通しは窓側に建物がないか、建物と建物の間にはスペースが空いているかを確認しましょう。

次に騒音・振動についてです。近くに線路が通っている場合や、大通りがある場合には、騒音が気になる可能性もあります。室内に入れなくとも、建物内に入ってある程度の感覚を掴んでおくとよいでしょう。

効率のよい現地調査の方法

現地調査を一人で行うのは大変な部分もあるうえ、なにより調査できることが限られます。現地調査でもっとも効果があるのは「近隣住民への聞き込み」です。

とくにその物件に住んでいる方の声は、重要なことが含まれていることがあります。たとえば雨水のハケが悪く、水溜りができやすい、迷惑な住民がいる、清掃がとても丁寧で住みやすいなどの情報です。もし気になる物件を見つけた際には、勇気を出して話しかけてみるとよいでしょう。

 

今回は、購入予定の物件を現地で確認するときに必ずチェックしたいことを、生活や施設の観点から解説しました。とくに物件選びで気を付けたいのは治安や生活の便のよさであるため、実際に駅から歩いてみるのはよいリサーチになるでしょう。この記事を参考にして物件選びを行ってみてください。

おすすめ関連記事

サイト内検索
不動産投資の豆知識